日々是好日

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茨木のり子さんの死を悼む
蝋梅

読書 先日、朝刊で詩人茨木のり子(いばらぎのりこ)さんが亡くなったことを知った。戦争に翻弄された過去から何かを学び、権威や体制、時流に倚(よ)りかかることなく、“凛”として生きた女性がまた一人逝った。
 高校時代に私は彼女の詩に出会うが、名前だけを記憶に留めその詩はほとんど覚えていない。むしろ同時期に知った谷川俊太郎さんの『死んだ男の残したものは』に鮮烈なイメージを持った。
 改めてその名前を思い出したのは、彼女が『倚りかからず』という詩集を出した頃、ずいぶん時が流れていた。その頃やっと彼女が紡ぐ新鮮な言葉や控えめな感情表現の底に流れる心根に気づき始めた。
 彼女との出会いの詩、『わたしが一番きれいだったとき』・・・・・
   
   わたしが一番きれいだったとき   
   街々はがらがら崩れていって
   とんでもないところから 
   青空なんかが見えたりした

   ・・・・・・・・・・・・・・

   わたしが一番きれいだったとき   
   だれもやさしい贈物を捧げてはくれなかった
   男たちは挙手の礼しか知らなくて  
   きれいな眼差だけを残し皆発っていった

   ・・・・・・・・・・・・

   わたしが一番きれいだったとき   
   わたしの国は戦争で負けた
   そんな馬鹿なことってあるものか  
   ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた

   ・・・・・・・  ―詩集「見えない配達夫」より


 時代も状況も大きく異なってはいるが、その“凛”とした姿勢に何かを学びたい。これからも折にふれ彼女の詩を読み返すだろう。ご冥福を・・・
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